5月22日(木)に市民公開講座「それ、脱腸?そうだっちゅう(脱腸)の」を開催しました!
講師は、衛藤英一医師(総合診療部外科部長)。
鼠径部の「ふくらみ」や「違和感」は放置せず、早めの診断と治療が大切であること、特に腸が締めつけられる“嵌頓”は命に関わる危険があることを、実際の手術映像を交えてわかりやすく解説しました。
会場からは多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
質問と回答の一部をご紹介します。
Q. 根本的な治療は手術だけとのことだが、高齢者にも可能?
A. 年齢だけでは決めません。たとえ90歳でも、その方の生活や趣味、やりたいことを大切にすることが大切です。手術の必要性を一緒に考えていきましょう。
Q. 再発率は?
A. 一般的には3%ほどといわれており、それほど高くはありませんし、その治療に慣れている施設の方がさらに低いかもしれません。基本的には再発しないように治療を考えています。
Q. 男女差は?
A. 圧倒的に男性が多いようです。
この他にも多くのご質問をいただき、会場は大いに盛り上がりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
次回の市民公開講座は「慢性腎臓病について(仮題)」
講師は済生会神奈川県病院 総合診療部・腎臓内科部長 服部 吉成医師です。
7/8(火)14時~15時 当院地下講堂にて開催を予定しています。
次回も是非ご参加ください!
市民公開講座 開催情報 | |
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タイトル |
それ、脱腸?そうだっちゅう(脱腸)の |
講師 |
総合診療部・外科:衛藤 英一 医師 |
日時 |
2025年5月22日(木) |
会場 |
済生会神奈川県病院 地下1階講堂 |